今回は無始無終(むしむしゅう)です。
始めも無ければ終わりも無い、ということ。「荘子」にも出てくる言葉ですが、仏教的な思想の言葉でもあります。
始めも無ければ、終わりも無い、っていうのも不思議な気がするけど。
荘子は、昔は天地は無かったけど、今はあるなんて変だ、って思ったようです。天地は昔は無かったに決まってますが、宇宙って考えるとまだ我々には判りませんね。
でも、宇宙も遡れば、すごく小さかったのにビックバンで大きく拡がったんだよね。
でも、その広がる前の宇宙はどこでどうやって出来たのか、もし宇宙にもとがあるんだとしたら、そのもとはどこでどうやって出来たのか、ってなりますよね。
うーん、訳わかんないね。
たくさんある宇宙のうちのひとつかもしれませんし、謎が終わることは無いでしょう。
出典は「荘子」でした。しかし仏教の思想でもあると言えます。