今回は版籍奉還(はんせきほうかん)です。
1869年各藩主が「版」(土地)と「籍」(人)の支配権を朝廷に返還したこと、です。
何のためにしたの?
明治政府の中央集権化のためです。藩があると、別々の国のようなものですからね。
藩主はどうなっちゃうの?
知藩事と言う、地方行政官の役職につきました。
良く藩主たちは応じたね。
戊辰戦争で藩の財政もめちゃくちゃですから、自分から返したい位の藩主もいまして、姫路藩主は版籍奉還を自ら願い出ています。
あ、そうなんだ。
こうして、廃藩置県(はいはんちけん)の土台が出来ていくわけです。
藩が県になることだね。今現在につながってるんだね。
出典は判りません。