今回は磨穿鉄硯(ませんてっけん)です。
ものすごく強い意思をもって勉強すること、目標に向かうこと。です。
鉄の硯(すずり)に穴が開くほど、一生懸命勉強して試験に受かった人のことです。
鉄の硯に穴が開くとは、やるね、
とか言って、墨をするのに夢中で勉強はしてなかったりして。
科挙に受かってますから、それはありません。桑維翰(そういかん)と言う人物のことです。
科挙か、やるね。
でも、鉄の硯、ってドリルでも穴開けるのは結構大変じゃない?
いや、そんな手段と比べる意味が無いですよ。とにかくすごく勉強したんです。
出典は「新五代史」でした。