かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

秋高馬肥(しゅうこうばひ)

f:id:KAERUSAN:20191010232407j:plain

 

f:id:KAERUSAN:20191004012427g:plain 今回は秋高馬肥(しゅうこうばひ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20191004012507g:plain 秋のさわやかな気持ちの良い日を言った言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010538g:plain よく使われる言葉ですが、出典はイロイロ言われています。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010727g:plain まあ、馬が肥えて秋の気持ち良い日ってことだよね。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234940g:plain ただ、昔は中国の北の騎馬民族が襲ってくる、と言う警戒をうながした言葉でした。

 

f:id:KAERUSAN:20191004121550g:plain 何で?

 

f:id:KAERUSAN:20191004121933g:plain だって騎馬民族は馬で襲ってくるから、

 

f:id:KAERUSAN:20191004123533g:plain あ、そうか、馬が肥えるのは怖いことだったんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234940g:plain 出典は「漢書」

 

f:id:KAERUSAN:20191004012427g:plain 初唐の杜審言(としんげん)の「贈蘇味道」

 

f:id:KAERUSAN:20191003234940g:plain 宋の李綱「靖康傳信録」

 

f:id:KAERUSAN:20191003234940g:plain 「明史」などが見られます。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010727g:plain 1番古いのは「漢書」か。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010538g:plain ただ「漢書」は 到秋馬肥 變必起矣 で、

 

f:id:KAERUSAN:20191004010950g:plain 初唐の杜審言(としんげん)の「贈蘇味道」の 雲淨妖星落 秋高塞馬肥 ですから、こっちの方が良い気もします。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010538g:plain 「靖康傳信録」「明史」などには 秋高馬肥 とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20191003234526g:plain うーん。

 

f:id:KAERUSAN:20191004010727g:plain もう、どれでもいいや!