今回は秋高馬肥(しゅうこうばひ)です。
秋のさわやかな気持ちの良い日を言った言葉です。
よく使われる言葉ですが、出典はイロイロ言われています。
まあ、馬が肥えて秋の気持ち良い日ってことだよね。
ただ、昔は中国の北の騎馬民族が襲ってくる、と言う警戒をうながした言葉でした。
何で?
だって騎馬民族は馬で襲ってくるから、
あ、そうか、馬が肥えるのは怖いことだったんだ。
出典は「漢書」
初唐の杜審言(としんげん)の「贈蘇味道」
宋の李綱「靖康傳信録」
「明史」などが見られます。
1番古いのは「漢書」か。
ただ「漢書」は 到秋馬肥 變必起矣 で、
初唐の杜審言(としんげん)の「贈蘇味道」の 雲淨妖星落 秋高塞馬肥 ですから、こっちの方が良い気もします。
「靖康傳信録」「明史」などには 秋高馬肥 とあります。
うーん。
もう、どれでもいいや!