今回は華胥之夢(かしょのゆめ)です。
吉夢、昼寝のこと、です。
昼寝か、いいねぇ。
元々は、中国の伝説の天子、黄帝(こうてい)が、どうすれば国をキチンと治められるか、悩みに悩んだ挙句に夢の中でそれを悟り、その後は素晴しい治世になったというお話です。
華胥は、その夢の中でみた国の名前です。
黄帝は皇帝じゃないの?
皇帝を天子と言うこともありますが、黄帝は皇帝ではありません、皇帝は、秦の始皇帝が始めですが、そのずっと前の伝説の人物です。
秦の始皇帝の皇帝という称号は、三皇五帝(さんこうごてい)という、伝説の8人の君主からとったものです。さまざまな説があるのですが、黄帝は五帝の一人です。
へ~。
出典は「列子」でした。