今回は賤斂貴発(せんれんきはつ)です。
物価安定のための政策で、価格が下がったら買い支え、価格が上がったら放出することで物価の安定をさせます。
賤(せん)に斂(おさめ)貴に発す、と訓読します。
こういうのって逆にやっちゃうんだよな。
投資の話ですか。
下がった時に買って、上がったら売る方が儲かるって判ってるのに。
まあ、それは本能に逆らいますよね。
下がれば不安だから売りたいし、上がればもっと上がりそうだから買っちゃう。
そういうものです、だから投資は難しいんですよね。
出典は「新唐書」でした。