今回は走尸行肉(そうしこうにく)です。
死んでいるのと同じような何の役にも立たない人のこと、です。
なんでこんな言葉作ったの?言いすぎでしょ!
人を侮辱するための言葉です。走る屍、歩く肉の塊ってことだそうです。
かなり侮辱度MAXだな。
学ぼうとしない人をバカにするために使うようです。学ぼうとしなければ、動く肉の塊だ、と言いたいのでしょう。
ちなみに中国の「拾遺記 (しゅういき)」(4世紀ごろの、伝説などを書いた本)と言う本に行尸走肉と言う言葉が載っています。
走尸行肉(そうしこうにく)は、江戸時代から明治時代の儒学者、安井息軒(やすいそっけん)の書いた本「三計塾の記」に出ています。
きっと、ちょっと順番、間違っちゃったんだね。
出典は「三計塾の記」でした。