今回は龍頭蛇尾(りゅうとうだび)です。
龍の頭に蛇の尻尾!強そうだ!!
始めは勢いが盛んで、終わりにむかって、勢いが無くなっていくこと、です。
最初だけってことか!
でも、すごく実用的な言葉じゃありません?
ま、まあね。
禅の本の「碧巌録(へきげんろく)」に、龍の頭だが、龍ではない、尻尾は蛇で、龍頭にして蛇尾であろう、と、小さな人物を批評する言葉が出てきます。
大きなことを言うのは簡単、でも、持続するのは本当にむずかしいことですね。
ヒトをバカにするのは簡単だけど、自分がやるのは大変なことだね。
出典は「景徳伝灯録」でした。