かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

衆寡不敵(しゅうかふてき)

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f:id:KAERUSAN:20170106202709g:plain 今回は衆寡不敵(しゅうかふてき)です。

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain しゅうかてきせず、少数では多数には、かなわない。と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20170115024502g:plain あたりまえじゃん!

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain 戦の勝敗は兵の多寡(たか)にあらず、戦いを決するのは兵の多い、少ないではない、という言葉も有ります。

 

f:id:KAERUSAN:20170115024502g:plain 気合の問題?とにかく、どっちかが間違っているってこと?

 

f:id:KAERUSAN:20170109194019g:plain そうではありません、場合によりますよね、状況を良く見極めて使うべきですね。単に都合の良い方を使うのではなく、現実を良く考えて、その上で、結論として使うべきでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain 不利だからかなわない、と言うのなら、理由はなんでしょう、そして今後の対策はどうするのか?ここまでセットで使うべきです。

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain 不利だけど勝てる、と言うのなら、理由はなんでしょう、感情論ではなく、自分も周囲のヒトも納得させられますか、上手く行かなかったときの代替案も説得力を増しますね。

 

f:id:KAERUSAN:20170106223449g:plain そういうのは感情論になりやすいよね、勝てる可能性があっても、引いちゃう、勝てないのに気合で何とかなる気がしちゃう、でも、勝てるって言うなら代替案は、いらないんじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain 現実を見ているからこそ、様々な場合を考え、確率の低いパターンも考えられます。上手く行っても、行かなくても、大丈夫そうな方が、周りも安心でしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20170109194019g:plain ヒトは、分析能力が低いほど感情論に走ってしまいますから。衆寡敵せず、勝てないことを戦う前に認めることも力ですね。

 

f:id:KAERUSAN:20170109194019g:plain それと、出典は「三国志」ですが、「孟子」にも、そっくりな表現があります。

 

f:id:KAERUSAN:20170115024502g:plain 「孟子」の方が古いよね「孟子」が出典でいいんじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20170106222315g:plain 「孟子」の方は意味は同じようなものですが、寡固不可以敵衆、とあり、「三国志」の方は、衆寡不敵とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20170115024502g:plain あー、なるほどね。しゅうかふてきね。

 

f:id:KAERUSAN:20170109194019g:plain かえるさん的には、しゅうかてきせず、で使います。

 

f:id:KAERUSAN:20161231201012g:plain 何に使うの?

 

f:id:KAERUSAN:20170106202709g:plain 出典は「三国志」でした。