今回は鶏群一鶴(けいぐんいっかく)です。
鶏の群れの中に鶴が一羽ってこと?
そうです。転じて、凡人の群れの中に、優れた人が一人いるって意味です。
ふ~ん…。それじゃ、にわとりが、凡人ってこと?
ま、まあ、ここではそういうことになりますね…。
失敬な!!
同じ様な言葉で、鶏群孤鶴(けいぐんこかく)と言う言葉もあります。読んで字のごとく、たくさんのニワトリの中にツルが一匹ですから、意味はまったく同じですね。
ある人物をほめるのに、たくさんのニワトリの中に、ツルが降り立ったようだ、と言ったのが、この言葉の最初です。
出典は「晋書」でした。