今回は起承転結(きしょうてんけつ)です。
知ってる、4コマまんがの書き方だね。
有名な例ですが、元は漢詩の書き方です。
文章とか、物語でも理想的な理論だよね。
いや、それは、ほめすぎです。漢詩では、「起」ではじまり、「承」で、穏当に展開し、「転」で、驚くような変化を、しかし、承と関連の無いものになってはいけません。「結」で、適切に、終る。といったところですが、会社のプレゼンで、「転」は下手すると、自己批判になりかねませんよ。
あ、そっか、面白いための文章じゃない時は、「転」は考えようだね。
しかも。プレゼンなら、最初でつかまないと。
言われてみれば、そうかも。とにかく、考え方の一つだ。
そんなところです。詩や物語の基本的構成、転じて、ものごとの順序、という意味でも使いますね。
出典は「詩法源流」でした。