今回は他力本願(たりきほんがん)です。
いいことばだ~。にわとりさんこの言葉好きだわ。他人の力頼み。
今では、その意味で使われていますが、本来は仏教用語で、仏様に全てお任せする。仏様の力を、他力って言ってるわけです。
じゃあ、なんで仏教徒は修行するのさ。
自力救済(じりききゅうさい)タイプもいるんです。
仏様に任せたほうが、ラクじゃん。
自分でやったほうが手っ取り早いでしょ。信じるのも簡単とは言い切れませんね。
仏様に任せるってことは、お任せするってことか、自分でやったほうが安心とも言えなくも無いけど、もう、めんどくさいのかな。
もうめんどくさいから、何もしない。と言うのではなくて、昔は、飢え死にしたり、理不尽な死に方も多く、いつか救ってくれる。って信じたかったわけですよ。
今では、他力本願(たりきほんがん)は、自分で何もしないで他人任せなこと、という意味が強いですが、本来の意味が無くなったわけではありません。
出典は「教行信証」でした。