今回は一点素心(いってんそしん)です。
人付き合いには、ある程度の素直な気持ちが必要である、と言うことです。
この言葉は中国の古典「菜根譚(さいこんたん)」の言葉です。
中国より、日本で人気の有る古典だね。人生の試練を嘆くだけじゃなく、自分の成長に必要なものとして受け入れよう、みたいな内容だね。
そうですね、ちょっとのトクのために、こずるいことを考えるんじゃなく、素直な心で生きたほうが幸せだ、と言うことですね。
菜根譚では、友人と付き合うには、三分の義侠心が必要だし、大人物になるには三分のキレイな心が必要だ、と言っています。
100%のキレイな心じゃないのがリアルだね。
それはそれで大人物にはなりにくいですよね。
出典は「菜根譚(さいこんたん)」でした。