今回は以鼠為璞(いそいはく)です。
名前や評判だけで評価してはいけない、下らないものを大切にする、などの意味があります。
ネズミ?
ある国では宝石の原石を「璞(はく)」といい、ある国ではネズミの生肉を「朴(はく)」といったので、それを勘違いしたというお話です。
ふーん。それで名前や評判だけで評価しちゃいけない、ってずいぶん飛躍したね。
まあ、そうですよね。
さらに下らないものを大切にする、って相当飛躍したね。
まあ、そうですよね。
さらに中国の資料だと出典が「尹文子(いんぶんし)」となっているものが多いのですが「尹文子(いんぶんし)」は、現存するものが誰が書いたか怪しい、とされています。
まあ、古い本だからね。
出典は「戦国策」でした。