今回は大白若辱(たいはくはけがれたるがごとく)です。
本当に高貴で潔白な人は人から避けられたりすることがある、ことを言った言葉です。
あんまりにも潔白だとなじまないこともあるかな。それで避けられちゃうこともある、けがれたる、ってまあ、避けられちゃう、ってことか。
まあ、そういうことですね。(たいはくはじょくなるごとく)とも読めます。
それは、どういうことを言ってるの、しても意味無いってこと?
本当に素晴らしいものはすぐに認められないことなんて気にするな、周りの目ばかり気にしていたら大切なものを失う、ってことです。
慌てるな、「大器晩成」って言いますでしょ、大きな人間になるには時間がかかる、ということ、「大白若辱」は「大器晩成」と同じ章に出ています。
そういうニュアンスなんだ。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。