今回は前程万里(ぜんていばんり)です。
前途が有望で限りなく広がっている、ということ。
おお、じゃあ、いい言葉だから使いやすいね。
そう思うんですが、どこからそうなったか判らないんですが、まだまだ道のりが長いと言うこと、と言う説明もあるんですよね。
先が長くていいね、と言う意味で書いているんだと思うんですが、目的地がすごく遠い、と言っているようにも読めませんか?
あー、先がある人の門出を祝福するような言葉なのは確かだけど、意味を知らないで、調べてその説明を読んだら、お前の目的地は遠い、って意味だと思う人もいるかもね。
まあ、間違いなく未来を祝福するような言葉なんですが、そんな言葉他にいくらでもあるから、わざわざ前程万里を使わなくてもいいかもしれませんね。
言葉って難しいよね。
まあ、憲法や法律でも解釈を変更して良ければいくらでも変えられますからね。だから前例を重視するわけです。
出典は「南楚新聞」でした。