今回は卑躬屈節(ひきゅうくっせつ)です。
気骨なくお世辞をいうこと、こびへつらうことです。
情けないことのようだけど、やってみると結構難しい、にわとりさんは、やっているつもりでも意外と本心が出ちゃう。
正直者なんですね。
そういうといい感じだけど、ちょっと前に「社長はいつも考えが浅いですよね。」って言ってたくさん怒られたよ。
何でそんなことを言ったんですか?
気づいたら言ってた。だってバカだったから。
おべっかには大人のイメージもある。
なるほど。この言葉にそっくりな言葉で「卑躬屈膝」と言うのがあります、その言葉は宋の魏了翁「江陵州叢蘭精舎記」にあります。
「卑躬屈節(ひきゅうくっせつ)」の出典は清の李宝嘉の「官場現形記」でした。
逆に言うと何故「膝」を「節」にしたんだろう?
節を曲げる、の方が直接的だから判りやすいと思ったのかもしれないですね。