今回は図南鵬翼(となんほうよく)です。
志をもって大きな事業や遠方などへ進出するような意味です。
南を指して大きな鳥がその果てを目指して飛んでいく、というようなことです。
え、鳥が南に行くだけってこと?
この言葉は「荘子」の言葉です。その文章を見ると、まあ、ものすごい大きな鳥が、とっても大げさなアクションの末、南に向かっていく描写なんです。
ざっくりいうと巨大な鳥が、九万里のぼり、雲の上に出て、南を図(さ)し天の果てを目指して飛んでいく、って感じです。
にわとりさんだって、朝早く起きて、アンパンを食べながらコーヒーを飲んでから会社に行くけど、なんか似てない?
いや、鳥ってこと以外類似点がありませんけども。
ええ!!
出典は「荘子」でした。