
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「坤為地 初爻 象伝」です。

初爻は「履霜 堅冰至」しもふみて、けんぴょうにいたる。です。
象伝では「象曰 履霜堅冰 陰始凝也 馴致其道 至堅冰也」しょうにいわく しもをふみてけんぴょうにいたる いんはじめてこるなり そのみちをじゅんちして けんぴょうにいたるなり。
「陰」を霜に例えて、放っておくと氷のように硬くなってしまう、から注意すべきだ、と言っています。
「坤為地」は、タロットでは「円盤の4(金貨の4)」要するに「山羊座」のイメージ、それは、結果に向かって大いに頑張っていると、結果にとらわれ過ぎて本質を忘れてしまう意味もあります。
それを「霜」が「氷」になる、っていってるのか。
そして「十二消長卦」では「坤為地」は「射手座」と対応します。この場合は、「霜」のようなふわっとしたものでも、しっかり固めれば氷のように硬くなる。というイメージ、しっかり頑張って結果が形になる、と言うようなイメージでもあります。

全然、違うね。
でも、しっかり頑張ることと、結果を強く望むことは本質には一緒ですよね。
なるほど、確かに。
要するに、はじめが肝心、そして気持ちを常に戒めること、要するに初心忘れるべからず、と言うことですね。
忘れちゃうけどねー。





