今回は天香国色(てんこうこくしょく)です。
牡丹(ぼたん)の異名です。とても美しい女性のことも指します。
まー、すてき、すてき、過ぎて使いにくいね。
まあ、正面きって言うのは抵抗がありますよね。
牡丹はとっても華やかできれいな花だね。
ですから、中国でも詩に詠まれることが多いです。
唐の時代の時の詩人、李正封(りせいほう)の詩で「天香夜染衣、国色朝酣酒」と詠まれています。
出典はその、李正封(りせいほう)の詩を掲載した李濬(りしゅん)の「松窓雑録(しょうそうざつろく)=摭異記(せきいき)」でした。
後に計有功(けいゆうこう)がまとめた「唐詩記事」にも同じ詩が載っています。