今回は家徒四壁(かとしへき)です。
ものすごく貧しいことです。
家には、ただ壁のみがある、ってことです。
壁だけだから、貧しいってことか、なるほど。
家居徒四壁立 と史記には書いてあります。
かなりの貧しさだな。何にも無い、じゃなくて壁がだけがある、って言うのが余計にしみる。
そうですねぇ。
そう言えば、壁だけだと家なのかな?屋根はあるのかな?
この言葉から逸れてもいいですか?
え?どういうこと?いいけど。
民法86条では土地と土地に固定している建物を「不動産」と言います。
あ、そういうことね、日本の話ね。
不動産登記法では、土地、及び建物を不動産と呼ぶ、となっています。建物は屋根及び周壁に類するものを土地に定着した建造物であり、その目的とする用途に供し得る状態にあるものを言う、と言うことです。
壁だけじゃダメっぽいな、「家」って?
一般的には、人が住む建物、移動式か固定式かは問わないようです。
地方税法では「家屋(かおく)」は、倉庫やテンポも含むそうです。
安い物置あるじゃん、土地に固定してないやつ、あれは動産?
あれは動産です、基礎があってボルトなどで固定すれば登記できるそうです。
なんかめんどくさいね。とりあえず屋根もありそうだね。
やっぱり、家には屋根も欲しいでしょうね。
出典は「史記」でした。