かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

家鶏野雉(かけいやち)

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f:id:KAERUSAN:20170807172737g:plain 今回は家鶏野雉(かけいやち)です。

 

f:id:KAERUSAN:20170807172737g:plain いつも見ているものは、大切でないように見えて、珍しいものは尊く見える、と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20170807165752g:plain そりゃ、あるよね、当然ある。

 

f:id:KAERUSAN:20170807172737g:plain 中国の晋の時代に、書家の王羲之(おうぎし)に嫉妬した書家が言った言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20170807165752g:plain 王羲之は今でも人気じゃん、っていうか書家なんて王羲之しか知らない人も多いでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20170807165752g:plain 言葉自体は、家にいる鶏を大切にしないで、野生の雉(きじ)を尊ぶ、ってことかな。

 

f:id:KAERUSAN:20170807172737g:plain そうです、雉ではなく、鶩、あひると書く家鶏野鶩(かけいやぼく)と言う言葉もあります、意味は同じです。

 

f:id:KAERUSAN:20170807165752g:plain どっちにしても、鶏は扱いが悪いな。

 

f:id:KAERUSAN:20170807172737g:plain 出典は「太平御覧」「晋書」でした。