かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

弁者不善(べんしゃふぜん)

弁者不善

 今回は弁者不善(べんしゃふぜん)です。

 

 口が上手い人は善が足りない、少ない、ということです。

 

 かえるさんは喋りっぱなしの仕事じゃん。占い師だから。

 

 いや、まあよく喋る方だとは思いますが、昔はそりゃあもう喋りっぱなしでした。

 

 しかし、しっかり相手の言いたいことを聞くのも大切だと思いますよ。

 

 以前は「聞かなくても判る」と思っていましたがそういう問題ではなく「言いたい」という気持ちを考える様になりました。

 

 なるほど、判るけど聞く、ってことか。

 

 それは、相手の自分で言いたいという気持ちを尊重するということです、これは相手の気持ちを考えるということの一例ですよね。

 

 なるほどね、そういう視点もあるんだ。

 

 もちろんこの言葉には「言葉を飾り立てる者は不善である」というのが主な意味です、それは自らの悪を隠そうとして多弁になるイメージでもあります。

 

 出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。