今回は弁者不善(べんしゃふぜん)です。
口が上手い人は善が足りない、少ない、ということです。
かえるさんは喋りっぱなしの仕事じゃん。占い師だから。
いや、まあよく喋る方だとは思いますが、昔はそりゃあもう喋りっぱなしでした。
しかし、しっかり相手の言いたいことを聞くのも大切だと思いますよ。
以前は「聞かなくても判る」と思っていましたがそういう問題ではなく「言いたい」という気持ちを考える様になりました。
なるほど、判るけど聞く、ってことか。
それは、相手の自分で言いたいという気持ちを尊重するということです、これは相手の気持ちを考えるということの一例ですよね。
なるほどね、そういう視点もあるんだ。
もちろんこの言葉には「言葉を飾り立てる者は不善である」というのが主な意味です、それは自らの悪を隠そうとして多弁になるイメージでもあります。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。