今回は見小曰明(しょうをみるをめいという)です。
目に見えない、触れないような微細、微小なものを感じ取り理解する力を「明(めい)」という、ということです。
目に見えない、触れないものって何?
世の中の動きや人の気持ちなどですね。
おー、なるほど。
でも、何となく判るでしょ。
「明(めい)」と言うのは「智」があることを意味します、そして「明」ほど、個人差が大きいものは無いのではないでしょうか。
そんなに違うものかな。
単に優劣だけではなく、人の感じ方は、それぞれ大きく違います。ここに「普通はさ」なんて言っているといざかいの元ですからね。
なるほどね、そうかも。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。