今回は朋党比周(ほうとうひしゅう)です。
馴れ合い徒党を組むこと。利害や考えの同じ者達が組んでそうでないものを排斥すること。
なんか、ダメな感じだけど、日本的な気もする。
まあ、どこの国でも変わらないでしょ。
この言葉は出典が難しいです、どこにでもある言葉ですから。
いろんな所に出てるんだ。
中国の資料だとだいたい「荀子(じゅんし)」ですね。
でも「韓非子(かんぴし)」や「戦国策」「旧唐書」にも出ています。
徒党を組んで利害を守るなんて、どう考えても昔からあって当然だよね。
「比周」って?
「比」は偏った私心ある交際、「周」は偏らない公正な交際を意味します、しかし「比周」というと偏った私心ある交際を意味します。
まあ、そうなりやすいよね。
「比周」も昔からどこにでも出ている言葉です。