
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「水雷屯 三爻 象伝」です。

三爻は「即鹿无虞 惟入于林中 君子近幾不如舍 往吝」ろくにつきてぐなし ただりんちゅうにはいる くんしきをみてすつるにしかず ゆけばりん。です。
象伝では「象曰 即鹿无虞 以縱禽也 君子舍之 往吝窮也」しょういわく しかにつくにぐなきは えものにしたがうをもってなり くんしこれをやむ ゆけばりんとはきゅうするなり。
何もわからずに鹿を追っていくのは、獣に従って行動している、と言うことで君子はしてはいけないことだ、と言うことです。
要するに「鹿」は「獣的、本能」のような意味でもあるのかな。
それもありますし、「鹿」は「神の使い」でもありますから、自分の道を焦って進めば周囲からはケチが付いて、窮する、上手く行きにくいと言っています。
なるほど、しっかりバランスを取ることが大事、とも言えるのか。
そうです「水雷屯」は、自分の気持ちの「乾為天」、相手に尽くす、支える、結果を重視することで成長する「坤為地」の次の卦ですからね。
社会と個人のバランスをとってこそ「実現の道」があって、そこではバランスが重要だと言うことなんだね。





