今回は海翁好鴎(かいおうこうおう)です。
下心を持っていては察せられてしまう、と言うことです。
この字で?
言葉は「海のかもめ好きの人」ってことです。
「列子(れっし)」の黄帝(こうてい)、にあるお話が元になった言葉です。
その「かもめ好き」がいつも、たくさんのかもめと遊んでいるのを知って、お父さんが、そのかもめを何びきか欲しいから捕ってきてくれ、と頼んだので、次の日にその「かもめ好き」が、かもめの所へ行ったら、かもめは一匹も近寄ってこなかった。と言うお話です。
わかる気がするね。
下心は透けて見えるよね。
ただ「列子(れっし)」に「海翁好鴎(かいおうこうおう)」と言う言葉が直接でいる訳ではありませんので、
出典は判りません。