かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

維摩一黙(ゆいまいちもく)

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f:id:KAERUSAN:20180724112015g:plain 今回は維摩一黙(ゆいまいちもく)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112015g:plain 言葉で喋るより沈黙の方が良い。と言う意味で使われます。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112140g:plain 仏教で、言葉に出来ない教えを、沈黙と態度で伝えようとした話が元になっています。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112239g:plain 黙っていた方が伝わるって、良く聞くけど意味判らないんだけど。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112140g:plain それは、言葉で言ってしまうとそれが答えだと思ってしまうので、永久に答えにたどり着きません。

 

f:id:KAERUSAN:20180724113454g:plain ですから、見て、良く考えることです。その方法でしか理解にたどり着くことはありません。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112817g:plain 直接言葉にすると、その言葉のイメージに流されてかえって遠回りになってしまうと言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112623g:plain この言葉はそんな意味なの?

 

f:id:KAERUSAN:20180724160911g:plain ですが、実際に使う時は「言葉で喋るより沈黙の方が良い」と言う意味で使うのが宜しいでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20180724113216g:plain 元の話は、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)などが、維摩(ゆいま)に仏教の質問をしたときに、一言も喋らずに黙っていたと言う場面の話で「維摩(ゆいま)の一黙、雷(らい)の如し」と言われています。

 

f:id:KAERUSAN:20180724112015g:plain 出典は「維摩経(ゆいまきょう)」でした。