今回は舌端月旦(ぜったんげったん)です。
人物を批評することです。
ぜったんげったん。ちょっと韻、踏んでる。かっこいい。意味は人物を批評すること?
後漢時代の中国で月のはじめに人物評をしていた許劭(きょしょう)という人がいまして、それがとても良く的中するので、月旦は月の初め、と言う意味なのですが、そのまま人物評と言う意味になったんです。
あー月旦、月の初め、ね、年の初めは元旦とか言うもんね。
舌端は?
舌の先、弁舌、口先の言葉、などと言う意味があります。月旦の批評だったから舌端月旦(ぜったんげったん)となったのでしょう。
まあ、月旦だけじゃ、月の初めになっちゃうからか。
まあ、有名な言葉ですから、月旦だけで使っても大丈夫ですけどね。その人物評は、三国志で人気の人物、曹操なども気にしていたそうですよ。
おー!曹操も!!そりゃ、すごい!信用できそう!!
出典は「海録砕事(かいろくさいし)」でした。