今回は漆身呑炭(しっしんどんたん)です。
大変な苦労をして目的を遂げることです。
そこまではしたくないな。
「漆身(しっしん)」は体にうるしを塗り姿を変え、「呑炭(どんたん)」は炭を飲んで声を変えて正体を隠し、仇を打ったお話が出典です。
やり過ぎじゃないの。
もうほとんど「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」だね。
そっくりな言葉ですね。
「漆身呑炭(しっしんどんたん)」はそのままの言葉では書いてありませんが出典は「戦国策」「史記」です。
そのまま「漆身呑炭(しっしんどんたん)」とあるのは、李翺「与本使李中丞論陸巡官状」です。
「三国志」には「呑炭漆身(どんたんしっしん)」とあります。