
今回は特別企画「周易 象伝」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「周易 象伝」になります。
今回は「澤雷隋 象伝」です。

卦辞は「隋 元亨利貞 无咎」ずいはおおいにとおるただしきによろし とがなし。
象伝では「象曰 澤中有雷 隨 君子以嚮晦入宴息」しょういわく たくちゅうにらいあるはずいなり くんしもってひのくれにむかえばいりてえんそくす。
良く分からないな。
「上卦」の「兌」は「三女」で「下卦」の「震」は「長男」です。これは従うべきものに従う、と言うイメージで、それを日が暮れたら家に帰ってゆっくり休む、という時に従うイメージで同じことを表現しています。
「澤雷隋」は準備をしっかりした「雷地豫」の次の卦ですから、しっかり準備したので「随うべきものに随って」行動する、動く卦なのです。
「隋」は「随うべきものに随う」ってことだね、じゃあ「澤雷隋」の「貞」ってそういうことか。
そうです。
じゃあ、読む時には「随うべきもの」が何かをしっかり理解することが大切なのか。
爻が上がっていくにつれ求められるものが変わるのでそこも感じることが重要です。





