今回は火風鼎(かふうてい)です。
易の六十四卦の一つです。みんなで力を合わせるイメージです、「火」と「風」の組み合わせで「鼎(かなえ)」です「鼎」は煮炊きをする器ですから、料理のような調和や食生活について語っていることもある卦です。
内面を表す下三本の「内卦(ないか)」が風、木のイメージの「巽(そん)」、西洋占星術では役に立つ、情報の「水星」で、行動や外面を示す、上三本の「外卦(がいか)」が火のイメージの「離(り)」、西洋占星術では目標、目指すべき所の「太陽」のイメージだね。
「鼎」って食事とかの意味もあるの?
あります、そして「鼎」は政治的儀式などにも使われましたし、神聖な意味もあります、そして料理、と言う意味では「ちょうど良さ」「あんばい」などの意味もあります。
火加減とか、熱の加え具合とかだね。
要するにバランスですね。
出典は「易経」でした。