今回は爛額焦頭(らんがくしょうとう)です。
大切な根本的なことを忘れてしまうことです。
漢字がむずかしいよ。
そうですね、額を爛(ただ)らす、頭を焦(こ)がす、と言うことです。
火事の時に、必死になって火傷をしながら救出に当たる人には感謝するけど、防災を訴えた人は感謝されない、と言う故事に基づきます。
なるほど、どっちも大切だけどね。
ちなみに、「漢書」には、燋頭爛額とありますので、焦頭爛額の出典は「漢書」です。
出典は 宋の李綱(りこう)の「謝移灃州居住表」でした。
どっちでも良くない!
まあ、正直そんな気もいたします。