今回は罔極之恩(もうきょくのおん)です。
報いようの無いほど深い親の恩を意味する言葉です。
親がいなかったらそもそもいないもんね。
そうですね。
でも、この漢字のなの?
「罔」は、今回は「ない」という意味で使われています。
極まること無し、ってことか。
そうです、そしてこの言葉は「詩経」の言葉ですが、直接「罔極之恩(もうきょくのおん)」と書いていません。
欲報之徳 昊天罔極 とあります。
徳に報いたいけど、極まりない って感じですね。
なるほどね。
出典は「詩経」でした。