かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)

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f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 今回は袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 何もせず見ていることです。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155758g:plain ま、傍観だけでも同じ意味だ。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain そうですね、でも、袖に手を入れてますから、本当に何にもしない、と言う意味を強調したいんですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155758g:plain 袖に手を入れないでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162123g:plain 昔の中国の服は袖が広いですからね。

 

f:id:KAERUSAN:20180603161516g:plain なるほど。でも、今は、そんな服持ってないよね。かえるさんも無いでしょ。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162236g:plain 黒いローブが一着あるだけですね。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155758g:plain そんなもん持ってんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155610g:plain ちなみにこの言葉は直接「袖手傍観(しゅうしゅぼうかん)」とは出典にも書いてません。

 

f:id:KAERUSAN:20180603161606g:plain 巧匠旁観、縮手袖閒。と言う韓愈(かんゆ)が書いた文章の言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162236g:plain 大工さんは何にもしないで、袖に手を入れて見てました。ってことです。

 

f:id:KAERUSAN:20180603161817g:plain へー。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 出典は韓愈(かんゆ)の「祭柳子厚文」でした。