今回は迂直之計(うちょくのけい)です。
回り道をすると見せて、相手を釣ることで、敵より先に戦場に到着する、と言う作戦のこと。
急がば回れみたいな。
ちょっと違いますね、敵を欺くことで、敵より戦場に先着する、ってでことです。先に着けば有利な場所に陣取れますからね。
急がば回れだと、慌てて困難のある最短距離を行くより回り道をした方が結果的に速い、ってことですから。
遠回りを近道に変える、すなわち迂直之計(うちょくのけい)なのです。
なるほど。
出典は「孫子」でした。