かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

附贅懸疣(ふぜいけんゆう)

附贅懸疣

 今回は附贅懸疣(ふぜいけんゆう)です。

 

 全く要らないもの例えです。

 

 この漢字で?どういうこと?

 

 「贅」や「疣」は、イボなど人体の不要な組織です。そういうものが付いている、ぶら下がっている、と言うことです。

 

 「懸」は?どういうこと?

 

 つりさげる、かかる、などの意味があります。

 

 へー。

 

 この言葉は「荘子」の言葉で、荘子は仁や義をイボのように余分なものだと言っています。

 

 荘子か、またそう言うことばっかり言って、屁理屈をこねる気だな。

 

 優れたものになろう、なろう、とする気持ちが苦しみの元だ、と言うような主張が「荘子」の特徴ですからね。

 

 出典は「荘子」でした。