今回は鼓盆而歌(こぼんじか)です。
人の生死はコントロール出来ないものだからあまり悲しんではいけない、という様な意味です。
そう言われても悲しいよ。
わかります、しかし、悲しんでも帰ってくるわけではないですし、
荘子の言うには、命はもともと何も無かったところに生まれてきたことを忘れてはいけない、ということです。
そうなの?
ちょっと判らないな。
人の生き死には、季節が巡るようなものだ、と言っています。まあ、どちらにしても、あらがうことの出来ないものですからね。
なるほどね。
出典は「荘子」でした。