今回は雅人深致(がじんしんち)です。
風流を理解する人には判る深い趣のことです。
ソムリエみたいな感じかな?ちょっと何言ってるか判らない感じの。
判る人には判るんでしょうけどね。
だって、飲み物の話してるのに、秋の木の葉がなんたらかんたら、とか言われてもさ。
わずかな違いを表現したいから、適切な表現を探すわけですよ。
もう、美味しければいいじゃん、って思っちゃう。
器や、盛り付けの雰囲気とかも味に関係してきますからね。
かえるさんって、そんな人だっけ?
かえるさんはお腹に入ったらみんな一緒ってタイプです。
「雅人深致(がじんしんち)」じゃないんだね。
「雅人深致(がじんしんち)」じゃないです。
「雅」は高尚、高雅、「致」は、情趣、人品の高尚なこと、などの意味です。
それで「雅人(がじん)」は雅(みやび)な人、「深致(しんち)」は、深い趣
の判る人ってことか。
出典は「世説新語」でした。