今回は難得之貨(えがたきのか)です。
手に入れることが難しい財産のことです。
高級品のこと?
そうです、この言葉は「老子」に出てきますが、「難得之貨(えがたきのか)」を貴ばなければ、誰も盗みや詐欺は働かない、という文脈で出てきます。「不貴難得之貨」と書かれています。
なるほど、でも、そんな世の中は来ないよね。
そうですね、人は自分の能力を使いたい、そのために向上心を持つ、そして能力が使えないと不安になる生き物ですからね。
そうだねぇ。
ただ、個人的に周囲の価値観に振り回されない、と心がけることは可能です。
なるほど、にわとりさんは出来なそうだけどね。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。