今回は功成事遂(こうせいじすい)です。
功成って事を完遂することです。
何かを成し遂げたってことか。良かったね。
この言葉は老子の17章の言葉で、君主について述べていて、君主は民衆が何となくいると思う程度が一番良い、次は尊敬される君主でその次は畏れられる君主である。
そして、最も良くないのがバカにされている君主である、と述べています。
にわとりさんは怖い君主が一番いやだな。でも、尊敬されるのが一番じゃないの?
君主のおかげではなく、民衆が「自分たちがやり遂げた」と思える君主が一番良い、と言っています。
なるほどー!そういうことか、確かに。そのやり遂げた、が「功成事遂(こうせいじすい)」なのか。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。