かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

刎頚之交(ふんけいのまじわり)

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f:id:KAERUSAN:20160107070206g:plain 今回は刎頚之交(ふんけいのまじわり)です。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain ふんけい?

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain クビを切ることです。刎頚之交の意味は、相手のためにクビを切られてもいい、と思うほどの、人間関係、友情と言うことです。

 

f:id:KAERUSAN:20151110233422g:plain クビはダメでしょ、クビは!

 

f:id:KAERUSAN:20151110105320g:plain どうなったら、そうなるのよ。

 

f:id:KAERUSAN:20151110105311g:plain 昔の中国で、趙という国に、えらい軍人と、政治家がいて、軍人の方は、口ばかりの政治家が大嫌いだったのですが、政治家の方はいつも争わないようにしていました。

 

f:id:KAERUSAN:20151110105329g:plain ふむ。

 

f:id:KAERUSAN:20151110105257g:plain 理由は、自分と軍人が争っていては、巨大な秦の国に滅ぼされてしまう。と言うことでした。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain おお、えらいね。たしかにそうだ。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain それを聞いた軍人は大変感動して、以後は政治家と、とっても仲良くするようになりました。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100110g:plain お互い国のためにそう思ったんだね、なるほど。

 

f:id:KAERUSAN:20151218100100g:plain 出典は「史記」でした。