今回は洛陽紙価(らくようのしか)です。
洛陽は中国の地名だね。
三国時代を終らせた、晋(西晋)の時代の人で左思(さし)と言う人の書いた「三都賦(さんとのふ)」という作品が大変人気になり、みんなでこぞって書き写したために、紙の値段が上がった。ということから、本がたくさん売れて、みんなに読まれることを意味します。
デジタル書籍はどうなの?
意味は、本が大変売れること、ですから、デジタル書籍で、紙の値段が上がらなくてもまあ、本が売れればいいでしょう。
出典は「晋書」でした。