かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

馬耳東風(ばじとうふう)

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f:id:KAERUSAN:20160710220046g:plain 今回は馬耳東風(ばじとうふう)です。

 

f:id:KAERUSAN:20160710220052g:plain ぜんぜん聞いてないとか、ぜんぜん判らない人のことだよね。なんで、馬の耳に東風なの?

 

f:id:KAERUSAN:20160710220046g:plain 東風は、春風の事です、人間は春風を感じると、冬が過ぎて、暖かくなることを思い嬉しい気持ちになりますね、馬はそういうのは判らないですよね。

 

f:id:KAERUSAN:20160710220052g:plain そういう、何にも考えない、判らない人のことを、言うのか。

 

f:id:KAERUSAN:20160710220046g:plain 仕事とかでも、言われないと何にも出来ない人がいますね、そういう、自分で考えて理解する力が馬程度、ってことでしょうね。

 

f:id:KAERUSAN:20160710220052g:plain 馬って結構頭いいんじゃない?

 

f:id:KAERUSAN:20160710220046g:plain それは李白(りはく)に聞いてください。馬が春の訪れを判らないように、人々は私の詩を理解できない、と言ったのが初めだそうです。まあ、李白は人気者ではありましたが、本当に理解していない、と思ったのでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20160710220046g:plain 出典は、李白の「答王十二寒夜独有懐」でした。