今回は上徳若谷(じょうとくたにのごとし)です。
平坦な道を行くと、少しのことも辛く感じます、その意味で本当の「徳」は平たんな道ではなく谷のようなもので、普通なら辛いことも辛いと感じない、当たり前のようになって行く、ということです。
楽したい、と思うからこそ余計辛いのか。
そういうことです。
それは即ち、自分の能力を生かせていない、ということです。だからこそ、つまらないことを辛いと感じるのです。
自分の能力を生かせるとどうなるの?
他の人に認められるとか認められないとか、お金がどうとかそういうつまらないことが気にならなくなるのです。
そんなになるかなー。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。