今回は上徳不徳(じょうとくはとくとせず)です。
本当の徳は徳自体を目指さない、ということです。
どういうこと?
徳のために、こうしよう、徳があると言われたいからこうしよう、というのは徳ではない、ということです。
でも、じゃあ、何のためにするの?
自分が心地良いようにしたら「徳が高い」と言われるようなのを「徳」だという訳です。
絶対、難しいね。
天に恥じないように生きる、ってことじゃないでしょうかね。
簡単に言うなー。
「徳」を得ようとして生きるより、よっぽど自然でしょ。
出典は「老子道徳経」世に言う「老子」でした。