今回は不刊之書(ふかんのしょ)です。
もはや変更する必要がない、素晴らしい本、ということです。
くだらない本でも変更なんてできないじゃん。
昔は「竹」や「木」に文字を書いてましたから、要らない文章は削って書き直していたのです。ですから、もう削らなくていい本のことです。
それで、完全な本は削らなくていいから「不刊之書(ふかんのしょ)」なのか。訂正が全く必要ない。
そういうことです。要するに誉め言葉ですね。
にわとりさんの「不刊之書(ふかんのしょ)」は漫画ばっかりだ。
なるほど。
出典は揚雄の「答劉韻書」でした。