かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

元気溌剌(げんきはつらつ)

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f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 今回は元気溌剌(げんきはつらつ)です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 生き生きと元気あふれた様子です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155540g:plain 出典はオロナミ…。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162646g:plain 違います!!

 

f:id:KAERUSAN:20180603161516g:plain んしー、違うの?

 

f:id:KAERUSAN:20180603162646g:plain 違います!!

 

f:id:KAERUSAN:20180603162236g:plain この言葉は、「元気」と「溌剌(はつらつ)」を足した言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162123g:plain 「元気」は昔は「減気」と書いて、病気が減る、から回復する、と言うような意味だったそうです。

 

f:id:KAERUSAN:20180603161817g:plain 病気が減るから治るって回りくどいな。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162236g:plain 「溌剌(はつらつ)」は「太平記」にある表現でして「錦鱗(きんりん)徒(いたず)らに湖水(こすい)の浪に溌剌(はつらつ)たり」とあります。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162123g:plain まあ、魚が勢い良く飛び跳ねている様子のことです。「徒(いたず)ら」は「ムダに」をていねいに言った言葉です。

 

f:id:KAERUSAN:20180603162615g:plain あ、徒(いたずら)に、ってムダにってことなんだ!

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 現代では「徒」だけで「いたずら」と読みます。

 

f:id:KAERUSAN:20180603161516g:plain 太平記は昔の本だから「徒ら(いたずら)」なんだ。

 

f:id:KAERUSAN:20180603155443g:plain 出典は判りません。