今回は元気溌剌(げんきはつらつ)です。
生き生きと元気あふれた様子です。
出典はオロナミ…。
違います!!
んしー、違うの?
違います!!
この言葉は、「元気」と「溌剌(はつらつ)」を足した言葉です。
「元気」は昔は「減気」と書いて、病気が減る、から回復する、と言うような意味だったそうです。
病気が減るから治るって回りくどいな。
「溌剌(はつらつ)」は「太平記」にある表現でして「錦鱗(きんりん)徒(いたず)らに湖水(こすい)の浪に溌剌(はつらつ)たり」とあります。
まあ、魚が勢い良く飛び跳ねている様子のことです。「徒(いたず)ら」は「ムダに」をていねいに言った言葉です。
あ、徒(いたずら)に、ってムダにってことなんだ!
現代では「徒」だけで「いたずら」と読みます。
太平記は昔の本だから「徒ら(いたずら)」なんだ。
出典は判りません。