かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

四字熟語を通して言葉を考えるブログです。かえるさんと、にわとりさんがご案内します。

六三 山地剥 易経 十二消長卦

六三 山地剥

 今回は特別企画「易経 十二消長卦」です。哲学としての「易経」のお話です。カテゴリーは「易経 十二消長卦」になります。

 

 今回は「六三 山地剥 易経 十二消長卦」です。

六三 山地剥

 「山地剥(さんちはく)」の卦辞は「不利有攸往」ゆくところあるによろしからず。

 

 三爻は「剥之咎无」これをはくす とがなし。

 

 「山地剥」では「三爻」と「上爻」のみが応じています。

 

 「上爻」だけが「陽」だから、そうなるか。

 

 そして「山地剥 三爻」は変爻すると「艮為山 三爻」になります。 「三爻」は「艮其限 列其夤 厲熏心」そのげんにとどまる そのいんをさく あやうくしてこころをいぶす。

 

 動けない感じだね。

 

 まあ、「山地剥 三爻」は比しても無いですしね、そういう意味で咎無し、とも言えます。そして「剥」は、剥がれるから脱皮的な意味にも取れますからね。

 

 しっかり内面を高めれば、そうなれるとも取れるか。

 

 「山地剥 三爻」は「陽位」に「陰」で、非常に動きにくいですからね。

 

 「十二消長卦」では「山地剥」は「十月」に対応して「二十四節気」では「霜降」「立冬」に当たるから「西洋占星術」では「蠍座」なんだよね。

 

 

 そういうことです、極限に向かって行って、生まれ変わる、要するに大きく価値観が変わるようなことに取り組むイメージです。

 

 本能的に難しそうな、無理な問題に向かって行くようなイメージです。

 

 そうして、出来なかったことが出来るようになるイメージです。

 

 

過去の習字をはてなフォトライフにアップしました☆よろしければごらん下さい☆

f:id:KAERUSAN:20190430201259g:plainはてなフォトライフ

 

 

易経 十二消長卦 

 

易経 六十四卦卦辞

 

 

易経三百八十四爻

 

星占いらぼらとりー