今回は円融三諦(えんにゅうさんたい)です。
仏教の天台宗の考え方です。
ふーん。
全ての存在には実体が無い、という考え方、ものの見方の空観(くうがん)と、
全ての存在は仮に現象するもの、とする考え方、ものの見方の仮観(けがん)と空観と仮観を区別しない、中観(ちゅうがん)を共に調和、融和するものの考え方、見方をすることを「円融三諦(えんにゅうさんたい)」と言います。
ふーん。
ちょっと判りにくいですか?
全然、判らない感じかな。
空観は、全てを無いもの、空と考え、
仮観は、全てのものは仮に存在する、と考え、
中観は、それを全て越えて、絶対的に存在を受け入れる、とらわれない、とするもので、その全ては調和する、ということです。
ふーん。
そんなのは噛み合うの?
お互いに支え合うように成り立っているのが「円融三諦(えんにゅうさんたい)」です。
ふーん。